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最新の売上推移から読み解くニュースキン社の今後についてー分析レポートー

約 6 分

ニュースキンの将来性は明るい

ニュースキンに参加するなら今だ

ニュースキンほどのビジネスチャンスはない

ニュースキンのセミナーに参加するとそういったことを言われます。

これらはもちろん嘘ではないでしょう。なぜならそれを言っている主催者たちはしこたま儲けているのですからね。ただ、これを鵜呑みにしていいのかというとそうとは言えません。

過剰な一般化は物事の本質を見誤らせます。

どうもこの業界というのは偏っていてニュースキンメンバーからは批判的な情報を聞きにくいですし、一方で、ニュースキン批判者からはいいところを聞き出すのは容易ではありません。

そういった中で分析屋の私としてはニュースキンについて多くの方々に特定の側面だけではない情報を提供することがつとめだと思っています。

そこで、内部にもよく入りつつ批判者からの意見もよく聞いている私が今回特別レポートを書きました。

ニュースキンの有価証券報告書を英文から読み解き同社が発表している公式の声明をベースにニュースキンの将来性について書いていければと思います。

使用した有価証券報告書は本記事執筆時点で最新の2018年4月25日付で発表されているものです。「ニュースキン社自体が決算書で言っていること」をベースに書くことでプラスとマイナスがある程度見えるでしょう。

https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/BLMainController.jsp?uji.verb=W1E63010CXW1E6A010DSPSch&uji.bean=ee.bean.parent.EECommonSearchBean&TID=W1E63011&PID=W1E63010&SESSIONKEY=1398736122893&lgKbn=2&pkbn=0&skbn=0&dskb=&dflg=0&iflg=0&preId=1&row=100&idx=0&syoruiKanriNo=&mul=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3&fls=on&cal=1&era=H&yer=&mon=&pfs=4

 

■2018年ニュースキン社発表の売上推移

まずは、ニュースキンの現状をここ数年の変化から述べるために損益計算書に目を向けます。下記は、有価証券報告書にある補足資料の一つ目を開くと詳細が確認できます。

まず、一番上の売上高に注目です。

ここで売上推移が確認できます。

2013年3,176,718(千ドル)が2017年2,279,099(千ドル)となっています。

日本円で一ドル百円とした場合にグローバルで3200億円程度の売上が2300億円程度まで減少していることが読み取れます。ニュースキン社は売上高が5年間で約40%近く減少していることになります。

特に2013年から2014年と2014年から2015年の下落率が顕著です。かなり厳しい。

ニュースキンはこのまま衰退していくように見えますね。

一方で、その解釈は一面的な部分があります。

現在はその下落トレンドから抜け出し好調のトレンドに入っています。

実際、2015年段階で下落率は下げ止まり直近の2016年から2017年の売上推移では上昇トレンドに載せています。投資家からの期待も顕著で株価はここ一年一貫して上昇しています。

本日時点でROEも23と過熱感もありませんので、投機筋ではないように思われます。

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■売上推移に影響を与えている変数

続いてここでは、売上推移に影響を与えている変数は何かを見ていきましょう。

これはズバリ最大のものは会員数でしょう。

売上が下落した際には会員が減り、売上が上昇した時には会員数も回復トレンドにあります。

下記は補足書類1のファイルの二枚目です。

下から二番目の「カスタマーの概数」が2013年から2015年にかけては激減した(34%程度)ものの2015年の994,000人から1,070,000人へと8%程度回復しているのはおわかりいただけるでしょう。これは、売上推移が客単価のアップや何か小細工によるものではなくカスタマーの概数とかなり強い相関性を持っていることを示していると言って良いデータでしょう。

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■決算書から見えるニュースキンの今後

じゃあニュースキンの経営は順風満帆で今後は安泰かというとそうでない数字も見えてきます。

確かに売上は満たしているのですが、運転資本や返済しないといけない長期債務の数値が以前2013年のピーク時の水準には全く届いていないにもかかわらず、配当は2013年に比べ2017年の方が圧倒的に高くなっています。これが懸念です。

おそらく配当が上がることはいいことじゃないかというご意見が出るかと思います。

確かに株主の視点から見た場合配当が上がることはいいことです。(短期的には)

しかしながら、その配当の支払いが債務の償還に充てずに行われていたり資本を切り崩して行っているものだったり将来への投資へ回すべき資金だったりしたらそれは喜ばしいものでしょうか。

普通配当というものは売上および債務などと連動するのが普通です。

ただ、ニュースキン社の有価証券報告書を見ると他の変数と不一致に配当だけはずっと伸びているんですね。おそらく大株主からの圧力があり大量に売却されると困るというニュースキンの事情もあるのでしょう。

ただ、これは借金をしながら女に貢ぐ感覚というのに近いものがあります。

株主市場経営が今はアメリカで全般的に見られる傾向ですが、ニュースキンはこのまま株主だけ見て経営をしていくと将来への投資を削ったりキャッシュフローが悪化していくという事態は避けられないでしょうね。

以上、2018年の最新の売上推移から読み解くニュースキン社の今後についてでした。

まとめますと、売上推移としては、2013年から見ると2017年は低下しているものの2015年の最も下がっていた段階からは持ち直す傾向にあるということでした。

そして、そのトレンドは会員数と相関が見られ、会員数の回復から同社の経営は本質的に持ち直しつつあるということが言えると書きました。

ただし、配当を上げ続けるニュースキン社の経営は将来的な投資体力を削る行為であり、今後の新製品の開発に少なからず影響を与えることは避けられないように思います。

こちらがまとめとなります。

有価証券報告書は会社が外部監査を受けて出している公式書類です。

ニュースキンについて知りたい方は今後もこちらの決算書を読む習慣をつけましょう。

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About The Author

りんご大好きおばさん
ネット集客のファンタジスタ。
石油は40年で枯渇しないけど、ネットワークビジネスでは1年以内に人脈が枯渇することを知ったおじさん。立ち上げたブログすべてでアクセス数を集めすぎるためインターネットでMLMをやる人から警戒されている。

Comments & Trackbacks

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  1. いつも閲覧させてもらっています。

    このブログのように、第三者の目線から冷静な分析をされる方はいないので、いつも更新を楽しみにしています。

    今後も様々な会社をこのように分析して欲しいのが、個人的な感想です。

    これからも楽しみにしています

    • ありがとうございます。
      気になる会社などあれば教えていただければ取材してきます。

      • お返事ありがとうございます。

        思い当たる会社がありましたら、リクエストさせて頂きます

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